みなさんこんにちは!Procreateでお絵描き楽しんでいますか?
やってるよー!いろんな機能があるから飽きないよ!
コロナ禍になってからお家時間が増えましたね・・・
制作するぞ!と思うとおうち時間もより楽しくなります。
さて、今日はレイヤーのブレンド(合成)モードについて!
Illustratorでは描画モードといったりしますね。
Procreateにはたくさんの合成モードがあります。
その数なんと26種類!(バージョン 5X 8現在)
全てを効果的に使うのは正直難しいと思いますが
全ての見本をお見せします。
ちなみに「レイヤー」とは
階層ですね。透明な紙を重ねて描いてるイメージです。
上にあるほど手前に見えます。
その透明な紙を「どんなふうに重ねるか」が「ブレンドモード」です。
通常なら「N」の上でタップすると、バーっと合成モードが開き
不透明度の調整などもできます。
標準モード(ノーマルのN)
これが普段使っている「N」
標準モード(ノーマルのN)です。
なんの計算もなくそのまま重ねられます。
見本の絵は、Procerateで私が描いた空と海に加え
RGBの猫と、白黒のヒトネコさん、プラス、
不透明度60% にしたピンクとオレンジのカーテンを置いています。
これを基準に、ブレンドモードの解説をします。
変化を見てみてね!
M 乗算
効果:色をかけ合わせて暗くする
どんなときに使う?:影を描くなどに使う。
反対の効果:スクリーン
合成後 = 合成先画像 × 合成元画像 ÷ 255
下にあるレイヤーの色と、乗算レイヤーの色を掛け合わせて合成。
元の色より暗い色に。影などを作るのに便利。
Da 比較(暗く)
効果:暗くしたい
どんなときに使う?:カラーを暗い色に置き換えたい時
反対の効果:比較(明)
下にあるレイヤーの色と、設定中のレイヤーの色を比較し、暗い方の色を採用して合成します。
合成後 = 合成先画像と合成元画像と比較して暗い方を採用する
Cb 焼き込みカラー
効果:暗くしたい
どんなときに使う?:下の色を濃くてコントラストを強める
反対の効果:覆い焼き
銀塩写真風効果。
Lb 焼き込み(リニア)
効果:色を濃くしコントラストを強めるたい
どんなときに使う?:下の色をこくてコントラストを強める
Dc カラー比較(暗)
効果:カラーを置き換えて暗い方を適用
どんなときに使う?:色を置き換えて暗くしたい
反対の効果:比較(明)
Li 比較(明)
効果:カラーを明るい方に適応したい
どんなときに使う?:明るくしたい
反対の効果:比較(暗)
下にあるレイヤーの色と、現在中レイヤーの色を比較、明るい方の色を採用。
全体的に明るくなり、白に近づく。
S スクリーン
効果:ハイライトを入れたい
どんなときに使う?:乗算の反対の効果で明るくしたい
反対の効果:乗算
合成先画像 + 合成元画像 –(合成先画像 × 合成元画像) ÷ 255
Cd 覆い焼きカラー
効果:明るさを足していく
どんなときに使う?:かなりつよい明るさ
反対の効果:
上位にあるレイヤーの明るさで、色飛びするほどのハイライトを作る
A 追加
効果:強めのハイライト
どんなときに使う?:加算と類似した光るような明るさ
反対の効果:
覆い焼きカラーよりも強いハイライトの効果
Lc カラー比較(明)
効果:カラーを明るい方に適応したい
どんなときに使う?:明るくしたい
O オーバーレイ
効果:乗算+スクリーン
どんなときに使う?:明暗の部分もコントラストがつきやすい
明るい部分「スクリーン」+暗い部分は「乗算」の効果。
明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く。
Ll ソフトライト
効果:弱いオーバーレイ
どんなときに使う?:軽めに色をのせたい、目立たせない
明るい色同士「覆い焼き」
暗い色同士「焼き込み」
Hl ハードライト
効果:乗算+スクリーン
反対の効果:
重ねた色の濃度に応じて、結果が異なります。
明るい色同士「スクリーン」、暗い色同士「乗算」
Vl ビビッドライト
効果:覆い焼き+焼き込み
どんなときに使う?:コントラストを強く。暗さと明るさに影響。
Ll リニアライト
効果:覆い焼き+焼き込み
どんなときに使う?:明るさに影響与えたい。
輝度がグレー50%より明るいときは、画像を明るく
輝度がグレー50%より暗い場合は、より暗く
Pl ピンライト
効果:50%より明るいか暗いかで変化
どんなときに使う?:暗いとことは少し明るく、明るいところはちょっと暗く
Hm ハードミックス
効果:色を足す
どんなときに使う?:極端に激しい色を作りたい
RGB値の合計が255以上になる=255
RGB値の合計が255に満たない=0
D 差の絶対値
効果:下にあるレイヤーの色と、設定中のレイヤーの色を引く
どんなときに使う?:基本色を反転させたい(補色)写真のネガのような効果
E 除外
効果:差の絶対値のコントラスト弱いバージョン
どんなときに使う?:基本色を反転させたい(補色)
Su 減算
効果:下の例やから上のレイヤーを減算する
どんなときに使う?:数値が0より下になると黒になってしまう
Di 分割
効果:色を反転しながら発光するような効果
H 色相
効果:彩度や輝度を変えずに色相を合成
Sa 彩度
効果:輝度や色相を変えずに彩度を合成
C カラー
効果:輝度は変えず色相と彩度を合成
L 輝度
効果:色相と彩度は変えずに輝度を合成
オススメの合成モードはこちら!
★オススメのよく使われる効果
乗算 影を描く
スクリーン ハイライトを入れたい
オーバーレイ コントラスト強く
★オススメの明るい効果
スクリーン
追加
★オススメの暗い効果
乗算
焼き込み(リニア)
★おすすめのぶっ飛び効果
差の絶対値
除外
分割
いかがでしたか?
色々な効果を楽しんでみてくださいね!
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お絵描き、楽しもうね!