小さな絵画を贈り物にする

2020年は、非常に筆の重たい年でした。

まちがいさがしを毎日描いてるじゃん、っていう

デジタルイラストとは別に、絵の具をたっぷり使って描く絵の方のお話です。

描かなくてもよかったものを描いたり、

描いてもモノにならなかったり、コロナ禍にあって

不安定な世の中にやはり振り回されていたように思います。

2021年になり、気持ちも新しく。

新年からお祝いのお手伝いを

させていただくことが2つ続きました。

お祝いのお手伝いをさせていただくことは、

緊張するとともに、私自身がとても幸せをいただくお仕事です。

一つはお嬢様の成人のお祝いで、

アクセサリーなどを最初はご検討されていたお母様ですが、

絵はどうか!ということで思い出していただき、

ご依頼をいただきました。

そしてせっかくならということでご主人の定年退職のお祝いに、

もう一つ作らせていただきました。

ご依頼主様には、以前私もチャキさんもとてもお世話になった方。

お嬢様には会ったことがなかったので、

お嬢様のお写真をみせていただいたら・・・。

とっても笑顔が素敵な女性が!

曇りのないその笑顔に、

とっても大切にご両親が育ててきたのだろうこと、

またそれを彼女が素直に受け取っていること、

そしてその幸福を、きっとまた彼女が知らない誰かに与えていること・・・

などがビシビシ伝わってきて、

とても心があたたかくなりました。

そういう方のイメージは膨らみやすいので、

私の筆も楽しく幸せに進みます。

作品はとても小さなものです。

ですが、それはあえて「小さい」ということで、

お嬢様やご夫婦が、どんな場所に行っても飾りやすいこと。

お守りのように、どこにでも持っていけること。

何より大切なのは、【ふたつでひとつの作品】であること、です。

場所は離れていても、家族の気持ちは一緒。

末長くご家族の幸せを願います。

人は、人で傷つくこともあるが、人で癒される。

その木、その花、そのタイミング、その会話、その場所、その命・・・

きっと、全てのことに意味はある。

すでにご主人には絵を見ていただき

「泣きそうになっていた」とお伺いして、私も泣きそうです。

さてお嬢様はどんな風に受けとってくださるかなあ。

私も、この絵に元気をもらって

また描いてみたいものがたくさんあることを

気づかせていただきました。

ありがとうございました。

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