最近の若いモンは 〜見せかけの愛〜

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うちにはチャキさん4歳がいるので、

子供がいても大丈夫なレストランとかに行くわけで

必然的に、子供がいる場所に遭遇します。

 

微笑ましい場面もたくさんみるけれど

おおおおおおお〜〜・・・

という場面にも遭遇する。

 

 

先日ファミレスに行ったら

七五三の帰りなのだろう

綺麗に髪もセットされて

着物を着せられた愛らしい姉妹がいるファミリーが。

七五三の衣装だから、3歳と7歳かな?

かわいい❤️

ばあちゃん、親族もいるみたい。

 

何かの拍子に、その3歳の孫娘とおばあちゃんが口論になり

 

孫「おばあちゃんなんか、きらいーー!」

婆「お前こそ大嫌いだ!川に捨ててやる!!!!」

孫「うわーん!!!」

 

まだ3年しかこの世に生きていない子に向かって

そこまで言うか?という詰め方!

 

聞いていて、心臓が縮んでしまう。

おばあちゃんガチで切れすぎ。

あまりのことにチャキさんもうどんをすすりながら

ジーッとその家族を見つめている。

 

あんなに可愛い格好をさせられて

号泣させられるまで大人に詰め寄られるって。

 

七五三て、子供の成長を願う行事じゃないの?

怖いよ・・・。

 

子供がたくさん死んだ時代もあった。

ああ健康が当たり前になりすぎたな。

高度な医療は、人を幸せにしたかな。

 

・・・

 

場面変わって

1歳ぐらいの子を連れた若いお母さんと

おそらくそのお母さんの実母。

 

働き方について相談しているようだ。

どうも孫の面倒を、自分にあまり頼られても困るようなことを話していて

お母さんは苦虫を潰したような顔をしていて。

 

アドバイスの頭に

「一般的に〜」

「普通はさ〜」

とついてくる時点で、

お母さんである娘のことを本気で考えている感じがしない。

普段、どうなのか知らないけれど。

 

 

無条件の愛情を注げるのは

親よりも

おじいちゃん、おばあちゃんではないか、と思う時がある。

 

 

親だと近視眼的になってしまうから。

 

 

 

実際、私も

自分の実のおじいちゃん、おばあちゃんだけでなく

友人とこのおばあちゃんの優しくて

ぬくぬくホカホカした言葉に

幾度となく助けてもらった。

 

そのさりげない助け舟に、親との関係や、

日常のストレスでカチカチになった心が

溶けていく感じがした。

 

 

最近のじいじ、ばあばは

自己実現に忙しいらしい。

 

 

大人も子供っぽくなっているのだろうか。

 

 

子供は、子供として生きてはいけないのだろうか。

 

 

お母さんが子供にガチで怒ってるところを

おばあちゃんが、「まぁまぁそんなに言わなくても」じゃなくて

ガチ切れたおばあちゃんを「まぁまぁ」とお母さんがたしなめる(笑)

 

 

子育ても親育てもするお母さん。

 

 

うちも、公園に行って

これから遊ぼうというときに

近所の窓がパーン!と開いて

「子供の声が部屋中響いてうるさいから騒ぐな!!」と

まだ騒ぐ前から怒鳴られたり、

エスカレータに子供と乗っていて

後ろから舌打ちされたり

怖いよ〜。

 

 

子供を持ってから、

怖いことが超増えました。

 

 

 

どんなに乱暴な返答だったとしても

絶対言ってはいけないNGワード

 

 

お前なんかいらない

 

お前なんかこなくていい

 

お前なんか捨ててやる

 

お前なんか、生まれてこなければよかったのに!

 

 

 

これだけは言わない、匂わせないのが

大人のたしなみ。

 

 

時々まじでムカつくけど

静かに、根気よく。

 

 

子どもとの対話は

とにかく

待つこと

待つこと

待つことなのだ。

 

 

今、椅子に座っていられないこと

今、飲み物をこぼしたこと

今、食べ物を落としたこと

今、ちゃんとできないこと・・・

 

いまこの現実が大事なのもわかってる。

 

でも張り合わないで

ニセモノの愛でもよいから

 

 

全員で責めないで

誰か味方になって

 

 

見せかけの愛でもよいから

 

メロンの入ってないメロンパンや

 

イチゴの入ってないイチゴジュースだって

 

ちゃんとおいしかったりするのだ。

 

 

時にはホンモノよりおいしかったりするのだ。

 

そして

 

ちょっと

満たされたら、また次に進める。

満たされたら、勇気が出る。

 

 

諸先輩方、

神様からの小さき贈り物に

もうちょっと優しくしてもらえないかな〜。

 

私たちも、頑張りますからね。

 

最近の若いモンは、

分断された社会の中で

結構頑張って生きてますよ。

 

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