”過去を蒸し返すヒトとは、離れよう”
いるんだよね〜。今でもそこに生きているかのように、
過去の話をする人。
例えば・・・
私の親。特に母親。
過去を蒸し返すのも、ハッピーなことならまだ良い。
でもそれは、大抵もう忘れたいような
ネガティブな話。
いじめっ子体質なんだろう。
一番強烈だったできごとは
あれはチャキさんの生後100日目のお祝い「お食いそめ」の宴の日。
親戚で集まって、素敵な食事をしているとき
酒の酔いがまわったのか?しらないけど
「学費を返せ」
母が言い出した。
なんの学費かというと、大学の学費。
美大というのは、とてもお金がかかります。
娘の結婚資金に貯めておいたお金を
大学に入るために使わなくてはならなくなった。
だから許せない、というのだ。
(大学を卒業してもう20年近くたとうとしているのに・・・?笑)
この話は、事あるごとに蒸し返され、
顔をみれば、定型文のように「学費を返せ」と言われる。
いつもなら、黙っていた。
しかし、今回は違う。
よりによって、自分の大切な息子
母にとっては初孫の
お食いそめを祝うめでたい席で
そんなことを言い出した母が情けなくて落ち込んだ。
落ち込んで、落ち込んで
落ち込んで、怒りになった。
その祝いの席では、何も言わなかったけれど
メールで、
「今回の件は心底がっかりした。
そんなに返せというなら、返します。
1000万円くらいあれば足りますか?
一度では返せないので、分割で返します」
というような内容だ。
そうしたら、今度は急にしおらしく
「あなたが大学生の時には、何もしてやれませんでした」
と、意味不明な返事がきた。
主題をはぐらかすな。
母としては、
本当にお金を返されたら
それはそれで
いじるネタがなくなるので困るのだろう。
何と不器用なのだろう。
しばらくすると、
このことで父に呼び出され、
母のいないところで、こう言われた。
「メールは見せてもらった。
お前は感謝が足りない。
ちょっとした品物と、ありがとうございました、といえばいいものを。
私の遺産は全部、妻に行くように遺言状を書いた。
これからは、こちらからは連絡しないし
何かあったときに連絡してもらえればいい」
・・・父にも心底がっかりしてしまった。
20年近い昔の話ですよ。
感謝が足りない?
そうですか。
そうですね。
ならば、大学を選んでいる時に
はっきりと、うちの経済状態は、こうだから
いくらまでの大学にして、など
どうして話し合ってくれなかったんでしょうかねえ。
私の頭が悪いから、短大くらいしかいけない、という言い方しか
思いつかないのですか?
・・・。
あれから、私は実親と距離をとっています。
そのほうが私の心がとても健康であることが
残念でもありますが、私には私の人生があります。
・・・
今朝は、朝からチャキさんを怒りすぎて
今すごく落ち込んでいます。
それは、大抵つまんないきっかけで
朝、幼稚園に行く用意がなかなか進まないとか
そんなこと。
相手はまだ4年しか生きていない子供で
絶対反撃できないことがわかりきっているから
派手に怒れるのかもしれないと思う。
ああ、あれに似ている。
母子だけで歩いていると、
駅で、おじさんにどつかれたり、
うるさいと怒鳴られたり、
道で、車から必要以上にクラクション鳴らされたりするとき
「ここに男親が一緒にいたら、やらねーんだろうな」
と思う。
弱いとわかってるから、感情を爆発させられる。
ごめんなさい。
もうちょっとうまく
感情をコントロールできるようになりたい。
毒親を長年みてきて
毒親になりたくないと思いつつ
その毒はじわじわいつまでも効いてるしつこい毒で。
チャキさんにとって
私はそこそこの親だろうか
はたまた、そうでないのだろうか。
毎日寝顔を見ながら反省しています。
お迎えに行ったら、大好きな秋刀魚、買いに行かない?と誘ってみよう。
ああ、これも過去を蒸し返す話だわね〜(笑)